AnsibleのモジュールドキュメントをSphinxでビルドして確認する


この投稿はAnsible 3 Advent Calendar 2019の24日目の記事です。

Ansibleのモジュールに書かれているドキュメントですが ansible-doc を使って確認することができます。
しかし、実際にWebページで表示された時にどう見えるか?までは確認できません。
そこで、モジュールのHTMLドキュメントをビルドして確認する方法を書いてみようと思います。

公式ドキュメント

環境

項目 バージョン
Python 3.6

Ansibleリポジトリクローン

Ansibleリポジトリをクローンします。

venv作成・有効化

venvを作成します。

activateを実行します。

モジュールのインストール

必要なモジュールをインストールします。

これで準備が整いました。

自作モジュールのドキュメントを作成

ここでは以下の自作モジュール(output_name)のドキュメントを作成してみます。

HTMLドキュメントを作成します。
MODULES にドキュメント化したいモジュールを指定します。
複数指定する場合は ,(カンマ) 区切りで指定します。

ドキュメント確認

ドキュメント作成が完了したら、以下のパスへ移動します。

静的ドキュメントを確認するだけなので、ここではPython3のHTTPサーバのモジュールを使用してHTTPサーバを起動します。

http://ip:8000 へアクセスすれば以下のようにドキュメントを確認することができます。

これで、Sphinxでビルドされたモジュールのドキュメントがブラウザから確認できました 🙂
もし、ドキュメント関連でPRしたい場合、一度このやり方で確認してからPRするといいですね 🙂

Leave a Reply

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください