Ansible Towerを使ってowncloud上にファイルの生成をしてみた


Ansible Towerで自動生成したファイルなどの保存先をどうしようかな?と思っていたのですが、owncloud使うと便利かも!と思いAnsible Towerとowncloudを連携してowncloud上でファイル作成・保存する自動化をやってみました。

環境

項目 バージョン 備考
CentOS 7.5.1804 owncloudのコンテナを動かすホスト
RHEL 7.6 Ansible Towerホスト
Ansible Tower 3.5.1
owncloud 10.2.1

処理の流れ

ここでやろうとしていることは以下の通りです。

  • Ansible Towerでowncloud(コンテナ)へSSH接続
  • 指定したディレクトリに秘密鍵とCSRを作成
  • owncloudで表示されるように更新処理を実行

ちなみに、owncloudにはWebDAVの API は用意されていますが、ここではSSH接続でやってみます。

準備

コンテナ

今回は、owncloudをコンテナ上で動作させます。
コンテナイメージは以下のように作成しました。

Ansible TowerのSSH接続で使う鍵は環境に合わせて作ってみてください。

Playbook

Ansible Towerで実行するPlaybookは以下のように作成しました。
ここでは、次のPlaybookを流用しています。

一部追加した変数は以下のものです。

変数 説明
owncloudu owncloudで使用するユーザー名

実行

以下は、デモ動画です。

Demo to create a file on owncloud with Ansible Tower from sky_joker on Vimeo.

ディレクトリおよび秘密鍵・CSRが生成されてowncloud上からファイルをダウンロードすることができました 🙂

最後に

Ansible Towerとowncloudの連携動作が確認できたので、今後はAnsible Towerで生成したレポートなどもowncloudに保存して他の人やチームと共有することもできそうです 🙂
時間があったら Alfresco との連携もやってみたいと思います。

それでは、みんなでハッピーオートメーション!

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