Ansible Towerを使ってESXiのカスタムISOを作成してみた


Ansibleを使ってESXiのカスタムISOを作るPlaybookを作ってみたので、Ansible Towerで出来たら操作はもっと簡単かなと思い実際にやってみました。

環境

項目 バージョン
RHEL 7.6
Ansible Towre 3.5.1

準備

ここでは、以下を元にvirtualenvを作成しています。

必要なモジュールをインストールします。

プロジェクトの設定

プロジェクトは以下のように設定しています。

テンプレートの設定

テンプレートは以下のように設定しています。

SURVEY を設定して動的に変数の値を定義できるようにしています。

プロンプト 変数 説明
HOSTNAME hostname vCenterのIPまたは名前解決ができるホスト名
PASSWORD password vCenterの administrator@vsphere.local のパスワード
GUEST PASSWORD vm_password ゲストOSの Administrator のパスワード
ESXI CUSTOMIZER URL esxi_customizer_url ESXiカスタムISOを作成するpowershellスクリプトをダウンロードするURL
ESXI CUSTOMIZER OPTION esxi_customizer_option ESXiカスタムISOを作成する時のオプション

実行例

以下は、Ansible Towerで実行した例です。
例では、実行するとSURVEYに設定した変数値の入力が求められるので入力しています。

Demo to create custom ISO of ESXi with Ansible Tower from sky_joker on Vimeo.

このままだとISOが保存されるのはプロジェクトディレクトリになっちゃうので色々と改修する必要がありそうです。
後は工夫すれば、CI/CDにも応用できそうですね 🙂

みんなでハッピーオートメーション!

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