AnsibleのWebUIであるpolemarchを使ってみた


AnsibleのWebUIというと Ansible TowerAWX がありますが polemarch というものを見つけたので使ってみました。

環境

項目 バージョン
OS CentOS7.6

polmearch

インストール

インストールドキュメントは以下を参考にしていますが、手順通りに行かない部分があったので一通り書いておきます。

必要パッケージをインストール

必要なパッケージをインストールします。

ユーザー追加

ユーザーを追加します。

mariadb起動

mariadbの設定をします。

mariadbを起動します。

DBを作成します。
環境に応じてユーザー名やパスワードを設定してください

タイムゾーンの設定をします。

redisの起動

redisを起動します。

polemarchの設定ファイル作成

polemarchの設定ファイルを作成します。

ログとpidのディレクトリを作成

以下のディレクトリを作成します。

virtualenv作成

virtualenvを作成します。

pythonのパッケージをインストール

polemarchで必要なpythonのパッケージをインストールします。

polemarchの設定追加

polemarchの設定を追加します。

polemarchのマイグレーション

マイグレーションを実行します。

polemarchを起動

polemarchを起動します。

polemarch管理者ユーザーのパスワード変更

polemarchの管理者ユーザーのパスワードを変更します。

polemarchのWebUI操作

ログイン

以下のアドレスへアクセスしてログインします。

URL
http://IP or FQDN:8080

プロジェクト作成

ここでは、GitHubにあるサンプルリポジトリを登録します。

Projects を選択して New をクリックします。

Name Repo type Repo url を入力して Save をクリックします。

作成したプロジェクトの Sync をクリックしてリポジトリを取得します。

StatusOK になったことを確認します。

インベントリを作成

Inventories を選択して New をクリックします。

Name を入力して Save をクリックします。

グループとホスト作成

作成したインベントリの Group をクリックして New をクリックします。

Name を入力して Save をクリックします。

作成したグループの Host を選択して New クリックします。

Name を入力して Save をクリックします。

作成したホストの Variables をクリックして変数を追加します。

Variablesは以下のように登録しました。

Playbookを実行

Projects を選択して作成したプロジェクトへ移動します。

inventory をクリックして作成したインベントリを紐づけます。

Add をクリックしてインベントリを登録します。

Execute playbook をクリックします。

Add fieldInventory を選択します。

Playbook を選択して Inventory を設定し Execute をクリックします。

結果は以下のように表示されます。

Home をクリックすればAnsible Tower(AWX)のようなダッシュボードが見れます。

最後に

いくつかバグっぽい挙動(インベントリのインポート処理でパースエラーで取り込めなかったり)がありましたが、手動で登録すれば問題なく動きました。
AWXを使うかpolemarchを使うかは好みでしょうか。

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