CentOS7にkubernetesをインストールしたメモ

CentOS7にkubernetesを最小構成でインストールしたメモです。
基本的には公式の手順をそのままやっています。

環境

バージョン

項目 バージョン
CentOS 7.6.1810
docker 18.09.5, build e8ff056
kubernetes 1.14.1

登場人物

ホスト名 役割
k8s-master masterノード
k8s-node01 workerノード

kubernetesインストール

一先ず動かす事を目的としているので、firewalldとSELinuxは無効化しています。

dockerインストール

ここでは、dockerを使います。
以下の手順をmasterノードとworkerノードで実行します。

kubeadmin、kubelet、kubectlインストール

リポジトリ登録

以下の手順をmasterノードとworkerノードで実行します。

ルーティング設定

以下の手順をmasterノードとworkerノードで実行します。

swap無効化

swapを無効化しないと kubelet が起動しないのでmasterノードとworkerノードで無効化します。

masterノード

以下の手順をmasterノードで実行します。

workerノード

以下の手順をworkerノードで実行します。

kubernetesクラスタ構築

masterノードで以下の初期化コマンドを実行します。
Your Kubernetes control-plane has initialized successfully! が表示されれば問題なく実行完了です。

kubectl を使ってコマンドを実行できるようにするために以下のコマンドをmasterノードで実行します。

podのnamespaceを表示してみます。

coredns-xxxxxPending になっているのでCNI(Container Network Interface)をインストールします。
ここでは Weave Net を使います。
masterノードで以下のコマンドを実行します。

coredns-xxxxxRunning になったことを確認します。

次にworkerノードをjoinさせるため以下のコマンド(masterノードで初期化コマンドを実行した時に表示された)をworkerノードで実行します。

masterノード側でworkerノードが認識されているか確認します。

workerノードに ROLE を設定するためmasterノードで以下のコマンドを実行します。

これで一先ず簡単なクラスタは出来上がり 🙂

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