pyvmomiを使ってVMwareのクローンを実行してみました。ここでは、簡単なコピーをするだけのスクリプトしかありません。
Windowsのsysprepを実行するような処理(カスタマイズ仕様)については、今度書こうと思います。
こういうスクリプトを作っておけば、ストレージの負荷検証ツール(クローン処理を同時に実行)などにも使えたりします 🙂
実行環境
項目 | バージョン |
---|---|
vCenter | 6.5.0 ビルド 4602587 |
pyvmomi | 6.5.0.2017.5.post1 |
検証方針
centos
という仮想マシンを元にTEST
という仮想マシンを作成する。- クローン先は
esxi-03.local
というホストを指定します。
ソース
各specの詳細については、ソースのURLで確認してください。
実行
(1) 変更必要な箇所を修正します。以下は、クローン情報の例です。
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(snip) # クローン情報 clone_target_vm = 'centos' target_host = 'esxi-03.local' new_vm_name = 'TEST' (snip) |
(2) 実行します。
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[root@localhost pyvmomi]# ./vm_clone.py |
(3) 仮想マシンが作成されたことを確認します。