Mackerelでホストを登録してみたので、今度はオリジナルのメトリックを投稿してみます。
これができるようになれば、自作スクリプトから得られた数値データをMackerel側へ送信しグラフで表示することが可能です。
ドキュメント
上記ドキュメントに書いてある通りにしてみました。
ただ、ここではドキュメントのRubyスクリプトをPython3で書き直しています。
カスタムメトリック投稿をやってみる
スクリプト作成
(1) ここでは、ドキュメントにあるRubyスクリプトをPython3で書き直したものを使います。
MACKEREL_AGENT_PLUGIN_META
の部分ですが、mackerelエージェントは起動時にこの環境変数を1にして起動します。
ここのif処理を実行すると、Mackerel側でグラフが自動で作成されます。
手動でグラフを登録することも出来るのですが、数が多いと大変だしめんどいしで自動作成したいですよね 🙂
ここは、JSONで出力してあげる必要があります。
メトリックは タブ
で区切って投稿します。
上記スクリプトでは print
の部分です。
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メトリック名\tメトリック値\t時間(UNIX時間) |
エージェント設定
(1) エージェントの設定をします。
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[root@localhost ~]# vi /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf (snip) [plugin.metrics.dice] command = '/usr/local/bin/dice.py' |
項目部分は必ず plugin.metrics.任意の文字列
でなければなりません。
command
に実行するコマンドのパスを書きます。
(2) エージェントを再起動します。
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[root@localhost ~]# /etc/rc.d/init.d/mackerel-agent restart Restarting mackerel-agent (via systemctl): [ OK ] |
グラフが表示されたことを確認
(1) 問題なければ、ホストのグラフに表示されていると思います。
これで、自作スクリプトを使ってMackerelでグラフ表示できるようになりました 🙂