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ここでは、DCIMツールの一つであるNetBoxをApache経由で動かして見ます。
NetBoxのインストールについては、以下のドキュメントを参考(そのままコピペ)にしました。
NetBoxドキュメント
https://netbox.readthedocs.io/en/latest/
環境情報
項目 | 内容 |
---|---|
CentOS | 7.2 |
NetBox | v1.9.0-r1 |
Python | 3.4.5 |
Apache | 2.4.6 |
mod_wsgi | 4.5.14 |
Apacheで動作させてみる
前提条件
NetBoxはインストール手順は公式ドキュメントに書いてあるので割愛します。
あえて言うなら python34-devel を入れておかないとPython Packagesを入れる時にコケます
以下のコマンドで起動すること
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[root@localhost netbox]# python3 manage.py runserver 0.0.0.0:8000 --insecure |
Apacheインストール
(1) Apacheをインストールします。
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[root@localhost netbox]# yum -y install httpd httpd-devel |
mod_wsgiインストール
djangoをApache経由で動作させるために mod_wsgi
をインストールします。
(1) mod_wsgiをダウンロードします。
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[root@localhost ~]# curl -L https://github.com/GrahamDumpleton/mod_wsgi/archive/4.5.14.tar.gz -O |
(2) mod_wsgiをインストールします。
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[root@localhost ~]# tar zxvf 4.5.14.tar.gz [root@localhost ~]# cd mod_wsgi-4.5.14/ [root@localhost mod_wsgi-4.5.14]# ./configure --with-python=/usr/bin/python3 [root@localhost mod_wsgi-4.5.14]# make [root@localhost mod_wsgi-4.5.14]# make install |
Apache設定、起動
(1) Apacheの設定を以下のようにします。
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# NetBox LoadModule wsgi_module modules/mod_wsgi.so WSGIScriptAlias / /opt/netbox/netbox/netbox/wsgi.py WSGIPythonPath /opt/netbox/netbox/ Alias /static /opt/netbox/netbox/static/ <Directory /opt/netbox/netbox> Options None AllowOverride None Require all granted </Directory> |
(2) Apacheを起動します。
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[root@localhost ~]# systemctl start httpd [root@localhost ~]# systemctl enable httpd |
動作確認
(1) サーバへアクセスするURLをブラウザから叩いて画面が表示されれば完成です 🙂
コメント
NetBoxを軽く使って見ましたが、デバイスやラック管理、IPAM機能などもあり便利 🙂
今までは、PHP IPAMを使っていましたが、API機能(自動化など)などを考慮するとNetBoxの方がよさげかなと感じました。
乗り換えて使ってみようと思います。