Ansible Linklightで使う環境(ネットワーク編)をAWSに展開してみた


Ansible Linklight で使う環境をAWSに展開した時のメモです。
基本的にドキュメント通りにやっています。

事前に必要なもの

環境

項目 バージョン 備考
RHEL 7.6 Ansible操作端末
Python 2.7.5
Ansible 2.7.10

provision & teardown

事前準備

AWSアクセス用のキーファイル作成

AWSアカウントの accessキーsecret accessキー を以下のファイルに記述します。

リポジトリクローン

リポジトリをクローンします。

必要なモジュールのインストール

virtualenvを作って必要なモジュールをインストールします。

Extra Vars作成

展開に必要な変数を定義します。
ここではネットワークの学習環境をAWSに展開するために以下のように定義しました。

変数名 説明
ec2_region リージョンを指定します、ここでは東京リージョンを指定しています
ec2_name_prefix Nameタグに設定するprefixを指定します
student_total 展開する環境の数を指定します
admin_password Ansibleコントロールノードのパスワードを指定します
create_login_page TECHNICAL WORKSHOPSのページを作成するか指定します、作成する場合はRoute 53に登録したドメインにレコードが登録されます
networking 学習環境をネットワークモードにする場合は true を指定します
workshop_dns_zone Route 53で取得したドメインを指定します

各変数の詳細は以下を参照ください。

AWSに学習環境を展開

AWS上にネットワークの学習環境を展開します。

途中なんどかSSH接続について確認があるので yes と入力します。

問題なく実行が完了すると以下のようにインスタンスが作成されています。

作成された秘密鍵は以下に保存されます。

これを使ってansibleノードにログインします。

ちなみに、Ansible Towerを自動でインストールしてライセンスを埋め込むこともできますが、ライセンスの埋め込みも自動にする場合は以下のパスに保存する必要があります。

AWSから学習環境を削除

AWSから学習環境を削除する場合は以下のコマンドを実行します。

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