DRBDのボリュームをリサイズしてみた

DRBDでミラーリングしているボリュームのリサイズをしてみました時の備忘録です。

TL;TD

  • DRBDで同期しているブロックデバイスはLVMで作ってる
  • ファイルシステムはXFSでフォーマット
  • DRBDのボリュームをオンラインで拡張してみた
  • DRBDのボリュームをオフラインで拡張してみた

環境

項目 バージョン
OS CentOS
DRBD 9系

DRBDボリュームリサイズ

LVMパーティション作成

LVMのパーティションを作成します。
以下の作業は、DRBDで同期しているホスト全てで実行します。

DRBDボリューム状態確認

/drbd に5GBの /dev/drbd0 をマウントしています。
5GBを10GBに拡張します。

オンライン拡張

LVMを拡張します。
ここでは VolGroup01 というボリュームを5GB分拡張します。

DRBDのボリュームリサイズをします。
プライマリ側 で以下のコマンドを実行します。

拡張されていることを確認します。

オフライン拡張

以下の作業は、DRBDで同期しているホスト全てで実行します。

リソースを停止します。

メタデータをテキストファイルに書き出します。

もし、以下のエラーが出た場合は apply-al を実行します

LVMを拡張します。

出力したメタデータにある la-size-sect を拡張したセクタに書き換えます。
VolGroup01 を拡張したので現在のセクタ数を確認します。

metadatala-size-sect を上記の値に書き換えます。

メタデータの初期化をします。

もし、以下のエラーが出力された場合は、表示されたコマンドを実行します。

修正したメタデータをインポートします。

リソースを起動します。

どれかのホストでプライマリーに昇格させてリサイズし状態を確認します。

参考文献

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